私の将来像と一致したことが理由です。
M.I.
コーポレートガバナンス部 法務課
2022年 2022
F.S.
エンジニアリング事業本部 ソリューション開発部 技術研修課
2014年 中途入社
2014年中途入社。現在は、CAD研修講師として7年目に突入し、講師に対する研修も実施する。趣味は、車とバイクとお酒。車やバイクは乗ることよりも改造や整備好きで、お酒は昼間から飲むことが楽しみの一つ。
まず、当時の自分が使っていたCADが“NX”というレアなものだったんです。
ワット・コンサルティング(のちにウイルテックが技術事業の譲渡を受ける関連企業)の
大手顧客のCADがNXにガラッと変わるタイミングで、ちょうどNXを使える技術者の募集をしていて、
そこで応募をしたというのがきっかけでした。
決め手は、採用面接をしてくれた人がとても良い印象だったことでした。
福利厚生や報酬も安定的に高かったのも大きかったのですが、
自分のことを考えてくれている感覚と強い安心感に惹かれました。
実は、当時の面接官の方とは今も繋がりがあって飲みにいったりする仲なんですよね。
新卒社員向けに機械系の研修とCADの研修をメインで行っています。
流れとしては、最初に品質管理の仕方やメカトロニクスに関する内容、工具の知識など、
基本部分について研修をします。そして、1つの製品が出来上がるまでのプロセスを一通り
理解してもらった上で、ようやくCADの研修を開始します。
CADの研修に関しては、エンジニアによって習熟度や配属先で使うCADも異なるため、それぞれの違いを考慮しつつ、配属が決まった段階で対象となるCADに切り替えて対応しています。
また、CADによって仕様や使い方が異なるため、一辺倒な決まりきった研修を行うのではなく、
できるだけ各人の配属先や本人の適正に合わせた研修を組むようにしています。最大2ヶ月間の期間を設けて研修をしていますが、エンジニアによって配属時期がそれぞれ異なるため、
研修期間に関しても各人に合わせた対応を行なっています。
研修において大事なことは、配属先で各人が活躍できるかどうか、これがポイントだと思っています。
講師として使い方を教えたら終わりではなく、各人の成果に対して責任を持つことが重要であると捉えて日々仕事をしています。
「自分がやりたいと思ったことをやれる会社であること」ですね。
というのも、相当なコストのかかるCADの導入を提案して導入が決まったという経験があるんです。
当時、社内で研修に使えるCADが一つしかなかったのですが、使えるCADが増えると配属できる幅も広がると思い、新しいCADの導入を提案しました。
導入後は、CADを教えてくれるスクールを活用していたのですが、想定している授業の質が担保されないことやコストが高かったことがネックとなり、「自分たちで教えよう!」と
さらに提案したんですよね。結果、提案が通り、導入のみならず
研修の内製化も可能になりました。相当なコストが掛かるにも関わらず、提案をきちんと理解し、了承してくれたことが
とても嬉しかったですね。
常に情報をキャッチアップして学んでいくことがとても楽しいと感じています。研修を担当する社員の配属先にはいろいろな会社があって、各企業の業務内容や手法が異なります。
そのため、常に新しい情報を追いかけて学んでいくことが大切であり、常に変化しているということが面白みだと思っています。
また、研修をしたエンジニアが配属先で成果をあげたとき、とてもやりがいを感じますね。やっぱり研修した方が活躍しているという声を聞くと、ただただ嬉しいんですよね。
印象的なエピソードとしては、高卒の未経験の方の研修を担当したことです。図面も機械のことも全くわからず、コミュニケーションもあまり得意ではない方でした。
研修中はもちろんCADについても教えますが、ビジネスにおけるコミュニケーションの取り方についても指導しました。結果、その方は大手企業に配属が決まって、今も活躍し続けています。
技術だけではなく、仕事のやり方なども研修を通じて教えることができるというのは、人間教育のような感じがしていて、すごくいいなあと思っています。
その方とは今も連絡をとっていて、逆に自分がわからないCADの技術を教えてもらったりしています(笑)。
車やバイクの整備のほかは、犬の散歩に行ったりしていますね。一人でのんびりと過ごすことが多いですが、気が向くと遠くにドライブに行ったりしています。
スポーツカーを所有しているんですが、それは観賞用になっています(笑)。
走ると劣化するのが嫌なんです(笑)。
他にも工作機械や3Dプリンターも持っているので、そのときの気分に合わせて何か作っています。釣りとかもしますよ!
これからは、より研修内容の拡充に努めたいと思っています。例えば、より多くの新卒の方を採用して、教育し、配属するときのレベルを上げていきたいですね。
そのために、まず講師の数と質を上げていきたいと考えています。10名くらいの講師と、200名くらいの生徒がいる規模感が理想ですね。
規模感を大きくすることで会社にも貢献していきたいですし、自分にできることもまだまだ増やしていきたいと思っています。