ウイルテック

RECRUITMENT

PEOPLE

ウイルテックを「技術のあるHR企業」として認知される企業に。

M.K.

人財開発部 教育支援課

2020年 中途入社

イノベーション本部 人財開発部 2020年中途入社。
大学時代は機械工学を専攻し大手電機メーカーに35年間従事。
車載用光ディスクの開発技術者として長年活躍し、セカンドキャリアとしてウイルテックに入社。

M.K.

ウイルテックへの入社理由は何ですか?

自分の担当してきた分野の製品が、製品として市場が縮小していく方向にあったということと、
早期定年退職の年齢であることも重なって、次の仕事をどうしようか検討していました。
そんな中、縁あってウイルテックを紹介いただき、これまでのメーカー技術者、技術マネージャーとしての経験が活かしながら、かつメーカーとは異なる業界で新たな挑戦ができればと考え入社を決意しました。

現状の仕事内容を教えて下さい。

現在は、イノベーション本部人財開発部に所属しています。
技術教育担当として、技術教育の基盤や内容を検討したり、全社における技術教育の方向性の検討を通じて、ウイルテックの採用部門の新たな付加価値として「技術的な知見を以て何ができるのか」を日々考えています。

現状の仕事内容ではありませんが…
せっかくなので、大手電機メーカーの社員として働いていたときのお話もしますね。

新卒で入社をし、一番最初はテレビ用のチューナーの機構設計を担当しました。
当時はまだCADもない時代で、エンピツの手書きで製図をする時代だったんですよ。
学生時代に機械科として材料力学とか構造学を学んではいましたけど、やっぱりそのまま通用するような知識レベルではなく…。
しかし、周りに良い先輩がたくさんいたこともあり、入社してからはすごく前向きに勉強していたなと思います。
その後も鉄道の車掌さんが使うようなハンディ機器の機構設計なんかもやっていましたね。
機構設計はどんな仕事かというと、製品のデザインが決まった後に、より具体的な図面を描く担当なのですが、
後工程の金型で成形できるように、かつ構造に問題がないかを検討しながら図面に起こす作業になります。
製品として試作を繰り返していって、量産化に向けた描き直しなんかもありましたね。
今の時代だと試作に関する部分は、大体PC上でシミュレーションして済ませてしまうことも多いのですが、当時はとにかくトライ&エラーでした。
そのあとは車載用光ディスク機器の担当をし、だんだん設計の実務を離れていきました。
たとえば…
・自動車メーカーさんと仕様を詰める
・エンジニアを取りまとめてスケジュールを管理する
・お客様とコスト面の調整をする
・この製品をどこでつくるのか(国内工場や海外なのか)などの調整をする
などなど、どんどんマネジメントに移っていきましたね。
もちろんエンジニアとして、これまで特許も多く書きました。
人によっては「ずっと現場にいたい」という人もいると思いますが、設計という仕事は「自分からアイデアを生み出すこと」なんですよね。
マネジメントというのはそういった「アイデア達を組み合わせることで、ひとつの良いモノを作ること」だと思います。
アイデアを生み出すことはもちろん好きでしたが、やはり自分一人にできることは限られます。
もっと大きなもの、より良いものを生み出したいと思ったとき、マネジメントという方面に繋がっていったんだと思います。

ウイルテックの好きなところを教えて下さい。

会社自体が若くバイタリティのあるところと、人に対して暖かいところが大好きです。
資産としてさまざまな在庫を抱えているメーカー業界に対して、ウイルテックは人財そのものが資産なんですよね。
だからこそ会社としての新陳代謝が早く、若い。
その何が良いのかというと、変化に柔軟に対応できるということなんです。
重たいものを抱えながら「どう変えていこうか」など、メーカーだと動きにくさはあるかも知れません。
「やりようによってはいくらでも変えようがある」そんな可能性がウイルテックにはあると感じています。
私自身は、前職で満足できるレベルで働いてきたという実感あります。
これからは率先して前に出てバリバリやる!という感じではなく、裏方に回りながら会社を支えたい気持ちがあります。
そんな思いでいるのですが、つい周りの若い力に引っ張られて、張り切っちゃうことがあります(笑)。
そんな力がかみ合うことで、会社としての底知れぬ成長性を感じることも、魅力だと思います。
私が仕事する上でいつも大切にしている心構えに「素直な心」があるのですが、
そんな「素直な心」をもって仕事をすることができる風土、つまり自分の力で「努力すればどんなことでもやれちゃう」というチャレンジ風土も好きですね。

今のお仕事のおもしろさは、何だと思いますか?

これまで長く経験してきたメーカーでの技術者、技術マネージャーとして製品開発に携わってきたことをベースに、DXをはじめとした新たな価値を加えることで、会社全体の成長に関与できること思います。
DXというものは当然、私も経験したことのない、まさにいま起こっているモメンタムです。そこに対してどうしていこうかを考えるには「もっと知りたい」という探求心、向上心が大事なのかなと思います。
この部分はエンジニアとしての、学び続ける姿勢が活きているのかなと思いますね。
自分の小さな経験と努力で業務推進した結果が、小さな影響かもしれませんが、会社としての販売や利益につながる。
会社の成長を感じるとともに、一緒に働く仲間たちの成長を感じるときが、最も仕事が面白いときだと思います。

休みの日何をして過ごしていますか?

ゴルフが好きで、ラウンドをしていることが多いです。今は横浜に住んでいるので、近隣だと千葉のゴルフ場によく行きます。
シングルプレーヤというわけでもなく、上手くはありませんが、友人と一緒にラウンドするのは好きです。
あとは、小倉に住んでいる3歳の孫とTV電話で会話したりするのも大好きです。このまだ幼い孫を見ていると、日本の未来や環境をより良いものにするために、微力ながら「私自身何ができるのか?」と、もっと考えなければいけないなという気持ちになります。

今後どうなりたいなど、ビジョンはありますか?

ウイルテックを「技術のあるHR企業」として社会、ステークスホルダーから認知される企業にしたいと考えています。
現状はDX推進が大きく進んでいるわけではないからこそ、競合ひしめくHR業界の中でも、きらりと光る技術をもつ企業を目指したいと思っています。
まずは、イノベーション本部に新たな技術の付加価値をつけていくことを推進していきたいです。