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「Maker Faire Tokyo 2023」レポート(OOEDO SAMURAI)

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「Maker Faire Tokyo 2023」レポート(OOEDO SAMURAI)

「Maker Faire Tokyo 2023」レポート(OOEDO SAMURAI)

こんにちは!
ウイルテック採用担当の中島です。

先日、東京ビッグサイトで開催されたモノづくりイベント「Maker Faire Tokyo 2023」に行ってきました!
今回はその時の様子についてお届けいたします!

去る10月16日、「Maker Faire Tokyo 2023」に、ウイルテックが応援をしている学生団体「OOEDO SAMURAI」さんが出展されたとのことで、当日の様子を取材させていただきました!

「モノづくり」を行なっている全国各地の個人や団体が、自ら作った作品を持ち寄り、展示や頒布を行なう、いわばモノづくりの祭典である本イベント。
電子機器や木工細工の展示販売や、段ボール工作の体験コーナーなど、さまざまなブースがあり、当日の会場は大人だけでなく子供まで、幅広い年代層の「モノづくり愛好者」で賑わっていました!

今回は、OOEDO SAMURAIキャプテンの内山さんにお話をお伺いしました!

ウイルテック中島:さすがMFT、かなりの人で賑わっていますね!
OOEDO SAMURAIとして、今回の出展は何度目になるのでしょうか?

内山さん:実は今年で2回目になります。
以前はコロナ禍もあってイベントの開催形式じたいが異なっていたのですが、昨年から会場での展示が再開したということで、実際に来場者の方に実機を見ていただける貴重な機会です!

ウイルテック中島:早速ですが、今回の展示は……あれ、新しい機体ですね!?

↑写真右の「4」番が新しい機種です。

内山さん:そうなんです、今年は大会出場ではなく開発をより進めていく1年と位置づけて、外部の施設を借りた開発強化週間を設けるなど取り組んできました。

ウイルテック中島:開発強化週間には以前お邪魔させてもらったのですが、あそこでの努力が実ったということですね……!
今回の機体、従来の機体とは見た目からかなり異なっていますが、改めてどんな特徴があるのでしょうか?

左)今年2月の開発強化週間での様子(射撃機能の調整)
右)当日の会場で高速で無限回転している様子

内山さん:まず小型化が大きなテーマですね、競技コースも狭い通路などがあったりするので、小回りの利く機体が有利になる場面もあります
また足まわりに改良を加えたことで、より素早い無限回転も可能になりました!
敵からの攻撃をより防ぐことができるのも、この子の特徴ですね。

ウイルテック中島:これまでの機体も迫力のある無限回転でしたが……とにかく速いですね!
そういえば今さらなのですが、OOEDO SAMURAIのロボットたちには名前って付けられているのでしょうか?

内山さん:もちろんあります!
普段展示している「3」の数字を付けた機種は「三好(みよし)」で、「6」の数字を付けた大型ドローンは「六花(りっか)」といいます。
今回の「4」番のこの子はまだ開発時のコードネームしかないのですが、いずれ正式名称を付ける予定です!

実はもう1機制作を進めていて、砲台まわりの課題を解消することをテーマに設計しています!
機体上部の銃身と、首の間接部分の位置ズレによって射撃時に照準がズレてしまう問題を解消した機体になります。
たぶん次回の理工展(=早稲田大学の学園祭)にはお披露目できると思います!

ウイルテック中島:今期だけで2機! すごい成果ですね!
でも、それこそ一気に種類が増えるとなると、それぞれの機体を操縦するときにトラブルは起きないのでしょうか?

内山さん:OOEDO SAMURAIの歩兵ロボットに使用しているファームソフトはすべて同じものなので、見た目が変わっても実際の操縦面は変わりないんです
もちろん大きさが違うなどの物理的な影響はあるので……細かいところは慣れですね!

↑ブースに訪れたお子様も、操作画面に興味津々でした。

ウイルテック中島:なるほど、整備やメンテナンスのために部品や構造を統一する工夫もあると思いますが、ソフトウェア面にも配慮がなされているんですね……!
では最後に、今後の活動についてもお伺いしてもよろしいでしょうか?

内山さん:改めて、今期は開発をしっかり進めた1年だったので、おかげさまで機種がだいぶ揃ってきました。
今後の方針として、メンバーで話し合っているのは「大会への出場」についてです。

僕たちの目指しているロボコンは「DJI ROBOMASTER」といって、中国で本大会が開かれています。
また少しだけ規模が小さくなりますがアメリカでも国際大会が開かれています。
中国かアメリカか、OOEDO SAMURAIとしてどちらを目指すか、すごく悩んでいますね……。

今期の中国大会、日本からは新潟のチームが出場したのですが、そこのチームとは普段から仲良くさせてもらっていて、出場について情報共有させてもらうなかで新しく知れたことが多くあります。
ロボットと一緒に渡航することについて、ビザをはじめとしたさまざまな申請が必要で、正直難しいなと感じるところもあるのですが、出場に向けて前向きに取り組んでいきたいです

 

一部のブースでは人だかりができて動きづらいほど、当日はかなりの来場者でした。
ロボコン関係者と思わしき人も時折ブースに訪れており、いい出会いのきっかけになればいいなと感じました!

ウイルテックはこれからも、OOEDO SAMURAIさんを応援していきます!
練習会や大会など、次回のレポートもお楽しみに♪

左)当日ほかのブース展示されていた走行ロボット
右)中島が当日購入した電子楽器モジュール