採用担当が答えるQ&A~ウイルテックの面接官に聞いてみた!~
CULTURE
第70回 「理工展」レポート(OOEDO SAMURAI)
こんにちは!
ウイルテック採用担当の中島です。
先日、早稲田大学の学園祭「理工展」に行ってきました!
今回はその時の様子についてお届けいたします!
去る11月5日、早稲田大学の学園祭「理工展」に、ウイルテックが応援している学生団体「OOEDO SAMURAI」さんが出展されたとのことで、当日の様子を取材させていただきました!
今年の9月から西早稲田キャンパスの建替え工事が始まったこともあり、昨年よりも活動できるスペース面積はやや狭くなってしまいましたが、ステージ演出や模擬店の出展などは変わらず、昨年に劣らず活況でした!
理工展連絡会企画局が運営するロボットフェスティバルのブースは、昨年よりも広い教室での展示となっており見応え満載でした!
皆さん忙しそうにされていましたが、今回はOOEDO SAMURAI広報班の中山さんにお話をお伺いしました!
――――――――
ウイルテック中島:今回で3回目の出展になりますね!
前回よりも広いスペースを使っての展示になっていますが、展示にあたってのコンセプトやテーマは何かあったりするんでしょうか?
中山さん:前回はロボットが「動く」ことを主軸に構成して、来ていただいた方々に「楽しい!」と思っていただけるような内容をベースに考えていたのですが……実は今回、中国大会に向けた新しいロボットの開発も兼ねているんです。
ですので、「ロボットと、それを開発するエンジニア」の実演展示のようなコンセプトです!
ウイルテック中島:なるほど! 2月にあった開発強化月間のような意味合いも含めているんですね!
中山さん:OOEDO SAMURAIは通常の大学内で活動しているサークルとは異なり、複数の学校にまたがった学生中心の団体です。
そのため、たとえば部室のような集まれるスペースはありませんし、キャンパス構内で実機を大々的に走らせるような機会もあまりないんです……。
ですので、こういった広いスペースを使わせていただける機会というのは本当に貴重で……ということで、今回は4番歩兵の射撃調整をメインに進めています。
ウイルテック中島:あれ、4番って先日のMFT(Maker Faire Tokyo 2023)で展示していた小型のロボットでしたよね?
ネットの中にいる機体は前回の機体と違うみたいですが……?
中山さん:あ、そうでしたね。今日は4番の装甲版を付けているのですが、前回のMFTでお見せした機体とは別の機体です。
足回りの機構は3番歩兵『三好』のものをベースにしているので見た目はあまり変わりませんが、上部の射撃機構が新しいものになっているんです!
今朝から動かしていたのですがちょっと調子が悪くて……さっきその射撃機構がやっと動かせるようになったので、ちょっと今は近くでお見せできないのですが……!
ウイルテック中島:なるほど、もう少し早くお邪魔できていたら見れたかもですね、残念……!
それにしても、つけている装甲版の数字によって、今日は名前が『4番歩兵』となると、まるでつけているゼッケンで呼び方が変わるようで、少しややこしいですね?
中山さん:実は『三好』など名前を付けて呼びたい派のメンバーが就職などもあり主要メンバーからは外れてしまっていて、今のメンバーは名前にあまりこだわりがないんですよね……。
MFTでお見せした新しい機体も、メインの開発者が「完成するはまで名前を付けたくない」ということで開発コードネームの『503』と呼ばれています。
その他、メイン開発者の名前をとって『●●さん歩兵』など……なのでたまにメンバー同士で指している機体が違ったりしますね。
ウイルテック中島:大学のサークル内で、みたいな関係性がないからこそ、命名規則もそれぞれなんですね!
ちなみに今回の開発は中国大会に向けて、ということでしたが、OOEDO SAMURAIとしての方向性が決まってきたんですね?
中山さん:そうです、今回私たちはアメリカ大会ではなく中国大会に向けて舵を切りました!
背景として中国大会に出るには人員不足という課題があったのですが、ここが解消された、ということが大きいですね!
日本工学院専門学校や産業技術高等専門学校のロボコン経験者が何名かジョインしてくれたことや、東京理科大や明治大の方で興味を持っていただけた方もいて……機種によっては最初4人で作っていたのが10名体制になったり!
メンバーの強化という部分がうまくいったので、こういった決断になりました。
ウイルテック中島:人員の増強ができたんですね、よかったです!
中国大会は直近、前シーズンに新潟のチームが出場したこともあって、出場にあたっての課題もある程度ハッキリしていますし、なんだかいよいよ、ですね!
中山さん:そこは本当にありがたいところで、前例があるので準備が進めやすいです。
あと大きな課題は渡航費の問題だけですね……!
今期は開発メインで進めてきたとはいえ、それこそ『三好』をベースに開発するなどして大規模な開発は抑えて、機体も流用できるところは流用するなど、費用面を廉価に抑えてきました。
また大会のルールで1チームあたりに参加できる大学数に上限があり、どのメンバーで出場するかも検討中です。
早稲田大学のメンバーもチームには多いので、早稲田大学のFPSサークルの方にロボットの操作面をお願いすることで、参加大学数を減らす策なんかも上がっていますね。
ウイルテック中島:着実に準備が進んでいるんですね……ぜひぜひ頑張ってください!
今日はありがとうございました!
――――――――――
ウイルテックはこれからも、OOEDO SAMURAIさんを応援していきます!
練習会や大会など、次回のレポートもお楽しみに♪