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学生団体紹介レポート~vol.3~ 【大阪工業大学ソーラーカープロジェクト】

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学生団体紹介レポート~vol.3~ 【大阪工業大学ソーラーカープロジェクト】

学生団体紹介レポート~vol.3~ 【大阪工業大学ソーラーカープロジェクト】

こんにちは!
ウイルテック採用担当の中島です。

今回は、ウイルテックが応援をしている学生団体が1団体増えましたので紹介いたします!

現在ウイルテックが応援している学生団体は3団体あり、今日は新しく加わった「大阪工業大学ソーラーカープロジェクト」さんについて、ご紹介いたします。
ソーラーカープロジェクトさんとの出会いは、2023年11月のことでした。
期が変わった24年4月から月1回の定期ミーティングを行ない、情報交換やお互い何が出来るかの話し合いをしています。
大阪工業大学 大宮キャンパスのモノラボANNEXにて、現行のマシンである「Cielo」を見学させていただきましたが、授業を終えたメンバーの皆さんが真剣に取り組んでいる姿もとても印象的でした。

ここからは、具体的な活動内容について知ってもらう為に、ソーラーカープロジェクトの宗石さんにバトンタッチいたします。
宗石さん、よろしくお願いいたします!

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こんにちは。
大阪工業大学ソーラーカープロジェクトの宗石です。

私共、ソーラーカープロジェクトは【大阪から、世界へ。】をプロジェクトモットーとし、
学生主体の活動にて、2025年にオーストラリアにて開催される「the Bridgestone World Solar Challenge」への出場を目指しています。
走行距離約3000kmになるオーストラリア大陸縦断の完走、そして継続的な出場を目標にプロジェクト一丸となり活動しております。

<プロジェクト活動内容>
大きく「学内活動」と「試験活動」の2つに分けられます。

~ 「学内活動」 ~
■ソーラーカー競技用マシンの設計製作
設計:2D設計、3D設計、空力解析、強度解析等を行っております。
製作:アラミドハニカムとカーボン繊維によるモノコック、アッパー製作、機械的部品、電装部品の製作等を行っております。

■現行マシンであるCieloの保守改良
保守:Li-Poバッテリーの充電管理作業等を行っております。
改良:足回り部品の最適化、電装システムの小型化、通信システムの確立を行っております。

■全体会議:プロジェクトメンバー全員を招集し、機械班や電装班、事務班や広報班など各班の活動状況や計画の調整を行っております。

■各班会議:各班の活動進捗の確認、課題確認、各班目標、
予定の確認を行っております。

~ 「試験活動」 ~
■学内非走行試験
学内試験走行を行う前に各部増し締めの確認や駆動システム、電装システムが正常に動作するかを確認するため、チェックリストを遂行し、走行における安全を担保するための各分野の品質維持及びヒューマンエラーを排除するために行っております。

■学内走行試験
大阪工業大学大宮キャンパス内にて年に数回行ない、車体改善点の確認を主軸として、走行しなければ確認できない項目を試験しております。
また、ドライバーの経験を積むためにも、短い走行距離とはなりますがドライバー目標を作り実施しております。

■枚方走行試験
大阪工業大学枚方キャンパス内にて行い、急制動試験やドライバーの長距離走行を行っております。

■白浜走行試験
旧南紀白浜空港滑走路にて行い、大会を模したエネルギマネージメントの練習や長距離走行、ドライバーの技量アップを目的に行っております。

<直近の大会実績>
■WGC(WORLD GREEN CHALLENGE)Solarcar Rallye
開催地 :秋田県大潟村ソーラースポーツライン
参加台数:18台(2023年)
競技内容:耐久競技となり、ソーラースポーツライン1周25kmのコースを用い3日間で8時間+9時間+8時間の25時間をかけて周回数を競う
実績概要:2023年8月6日から9日にかけて快晴の中行われました。
WGCでは昨年とはクラスを変更しての出場となりました。
チーム一丸となり3日間25時間のレースを無事走りきることができ、また、新たなチームの課題、マシンの課題を発見することができました。

■白浜ECO-CARチャレンジ
開催地 :和歌山県西牟婁郡白浜町旧南紀白浜空港滑走路
参加台数:15台(2023年)
競技内容:耐久競技となり、旧南紀白浜空港滑走路1周2.4kmのコースを用い2日間で2時間+3時間+3時間の8時間をかけて周回数を競う
実績概要:2023年11月18日から19日にかけて行われました白浜ECO-CARチャレンジは2021年にファイナルレースとなったソーラーカーレース鈴鹿に代わり、昨年度より開催された大会となっております。
1、2年生主体の新体制で初の大会となりましたが、チーム一丸となってレースに挑みました。
人的ミスや悪天候によるトラブルも生じましたが、総合3位という結果を残すことができました。

<国際大会への挑戦>
冒頭でもお伝えしたとおり、私共は2025年にオーストラリアにて開催される「the Bridgestone World Solar Challenge」への出場を目指しています。
本大会はオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3,000kmを走破する世界最高峰のソーラーカーレースとなります。
私共は世界一速いソーラーカーを決めるチャレンジャークラスへの2025年出場、そして約3,000kmの走破を目標にしています。

また、本大会に出場するうえで現行のマシン「Cielo」では出場することができず、レギュレーションに対応した新たなマシンを作る必要があります。
そのため2025年の出場に向けて、構造や外観ともに抜本的な変更を加えた新規マシンの設計製作を計画的に行っております。
現状は車体の設計が完了しており、バッテリーなど各部品の調達を進めている段階となります。
計画では年度内の完成を目指しており、メンバー一丸となって取り組んでおります!

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宗石さん、ありがとうございました!

今後は10月に開かれる白浜ECO-CARチャレンジに向けて、Cieloの調整を行ないながら、新規マシンの製作を進めていくとのことです。
新しい車体が太陽の下で走る姿、早く見てみたいです…!

ウイルテックはこれからも、大阪工業大学ソーラーカープロジェクトさんを応援していきます!
走行イベントをはじめとした今後の活動など、次回のレポートもお楽しみに♪