令和4年度入社式レポート
CULTURE
宮城社長×北野本部長 トークセッション
代表取締役社長 宮城
イノベーション本部 本部長 北野
今回お話を伺ったのは、宮城社長とイノベーション本部の北野本部長。
2022年度新卒入社の東郷が、お二人に今気になっていることや、学生の皆さんからよくいただく質問を直接伺ってみました!
― それでは早速、1つ目の質問です。お二人の最近あった良かったことは何ですか?
宮城:2021年4月に組織変更をしたことですね。
これまでは、自分でできることは自分でやろうと思って動いていたのですが、今年からは新しい組織として社長室を設けました。
今までは、欲しい情報の担当者を調べるだけでも非常に大変でしたが、社長室ができてからは、「私たちがこの業務をしておきますね」と率先して言ってくれる社員が近くにいるので、この一言がすごく助かっています。
北野:それは助かりますね。
宮城:このおかげで、自分自身の業務スピードも非常に上がりました。
もっと早く設けておけば良かったなと思っています。
北野:私の最近良かったことは、今インタビュアーをしている東郷さんについてです。
東郷さんは2022年4月に入社しましたが、社会人2年目にもかかわらず、こうしてしっかりと仕事をしてくれているというのが最近の良かったことかな~と思います。
東郷:ありがとうございます!頑張ります!
― それでは続いて2つ目の質問です。休日はどんな風に過ごされていますか?
宮城:娘のために朝からずっと料理をしています(笑)
必ず4品くらい手の込んだおかずを作ります。それが休日の楽しみですね。
東郷:どのような料理を作るのですか?
宮城:難しい料理もできますよ!中華やイタリアンなど…なんでも。
朝から仕込みをするくらいなので!!
東郷:すごいですね!
北野:東郷さん今度食べに行ってみたらどうですか?(笑)
東郷:ぜひよろしくお願いいたします!
北野、宮城:(笑)
北野:私は身体を動かすことが好きなので、毎週土曜日はバレーボール、日曜日は家族と過ごしています。
土曜日に身体を動かしたら月曜日の調子が良いです!
― ではここからは、会社に関することも伺っていきたいと思います。
まずは、ウイルテックの課題と改善策は何ですか?
宮城:会社が大きくなるにつれて、人財育成が課題だと思っています。
誰を次の経営者にするか、常に準備をしておかないといけない状況です。
社長は経営の役割を担っているので売上が下がったときは、社長の責任です。
万が一のことを考えたとき、世代が変わっても、ちゃんと私の失敗を取り消してくれるような人財を育成しないといけません。ただ、これには時間が掛かります。
私は、社長という立場は「偉いからなる」とか、「なった人が偉い」とかそういうことではないと考えているので、役割分担の中で適した人がなったらいいと思っています。
ウイルテックグループの従業員の生活に対して、そしてお客様に対して、責任が持てる器量と体力がある人が適しているかな。
このような社員がいればしっかりと経験を積んでもらいたいと思っているので、専門的に教育を受ける場をもっと増やしていく必要があると感じています。
北野:私はウイルテックの良いところは社員同士の仲の良さだと思っていますが、別企業から見たときには、営業部門や採用部門などの各部門にもう少し厳しさがあってもいいのかなと思っています。
どっちが良いのかというのは難しいところでもありますが…。
基本的に私たちは仲間として仕事をしているので、足りないところは補ったり、教えたり、協力しあったりという社風ですが、どこかのタイミングではそういった厳しい部分も持っていても良いのかなと最近思っています。
東郷:そう思われたきっかけがあったのですか?
北野:そうですね。私たちには予算や目標はありますが、営業や採用などの個人のノルマがありません。
それを良しとしていましたが、一人ひとりの実績をもう少し問い詰めても良いのかなとも思いました。
― 続いてウイルテックと同業他社との違いは何ですか?
宮城:普段は同業他社との違いを感じることは難しいと思います。だからこそ、私は「この会社に入ってどう楽しもうか」と考えられるかだと思っています。
私も元々は派遣スタッフを経験して現在は代表取締役をしていますし、北野も元々は物流会社の派遣として仕事をしていました。
北野:そうですね。
宮城:なので、その現場にいるときの皆さんの悩みや、どういうところに不満を抱いているのかは理解できます。
また、理念を見ていただくとわかるように、私たちは社員を大事にしようという社風にしています。
皆さんの後ろにはたくさんの仲間がいます。その仲間をどう動かすかというのは皆さん次第だと思います。
皆さんが周りの社員とどのようなコミュニケーションを取るかということで楽しみ方は変わってくると思います。
例えば、営業担当に「みんなで懇親会を開催しませんか?」と言ってみるとか。
それがきっかけでそういう場が生まれることがあります。
他にも、営業担当との面談を通して、自分は将来こうなりたいという想いをちゃんと伝えるようにするとか。また、改善して欲しい環境があればそれを伝えてください。
しっかりと伝えれば、しっかりと「聴く」会社です。
なので、ウイルテックの社風を皆さんがどう使うか、どう楽しむかというのを考えてほしいです。
そしてそれを活用していただけたら自ずと同業他社との違いは感じていただけるのかなと思います。
― 現在の派遣イメージをどのように変えていきたいですか?派遣事業と聞くと安定しないのではないかというイメージがありますが、その点どのように考えていますか?
宮城:私も元々は、派遣社員としてウイルテックに入社をしたので、思うところはたくさんありますが、まず大前提として派遣事業をマイナスなイメージにしたくないと思っています。
また私たちウイルテックは、絶対にリストラしないことと色々なチャンスを平等に与えている会社だというのは胸を張って言い続けていきたいです。
会社に入ると、景気によってはリストラがあったり、環境に合わなかったら辞めないといけないということもあると思いますが、我々ウイルテックはリーマンショックの時にも一人もリストラをしていません。
今回のコロナ禍でも、一時期休業した社員はいますが、リストラをするという発想は全くありませんでした。
必ず景気というのは上向いてくるので、そのときにしっかりとスキルを発揮できるよう、コロナ禍のような苦しい時でも何かを学ぶ期間にしていただきたいと考えています。
また、チャンスを与えるという点では、ウイルテックにはジョブポスティングという制度があります。この制度は、例えば「私がロボット事業をやります!」と発して、挑戦したい人に手を挙げてもらいます。
このように手を挙げてもらって実際皆さんが培った経験をアピールしてくれたら、「じゃあ一緒にロボット事業をやりましょう!」ということでキャリアチェンジをできることもあります。
入口は皆さん技術職や製造技能職であったとしても、それが生涯の仕事になるかと言われると分からないですよね。
私もまさか経営者になるとは入社した時には思っていませんでした。
でも結果として多くのチャンスや学ぶ機会があり現在経営者をしています。
私は派遣事業で多くのことを経験し、自分の可能性を広げられると考えていますし、それを叶えられる環境がウイルテックにはあると思っています。
― では、新入社員に求めることはなんですか?
宮城:一人で悩まずに周りを頼って、早く社会に馴染んでほしいと思います。
皆さんが社会に入ると、年上の方もいれば先輩後輩もいますし、様々な意見を持った人との中で仕事をしていくことになりますが、結局自分は自分、一人しかいないです。
ちゃんと自分だけの個性を大切にしてほしいです。悩むことも多いと思いますが、周りでフォローする人は多くいますので、ぜひ周りを頼ってくださいね。
北野:私は自由に仕事をしてもらいたいと思います。
私たちが育ってきた時代と皆さんの育ってきた時代は違います。
皆さんはスマホやPCが当たり前の情報社会で、多くの情報を得て育ってきています。
そこをフルに活かして、上の人に言われるがままじゃなく自由な新しい発想で仕事をして欲しいと考えています。
― 社会人になるうえで大切にすべきことはありますか?
宮城:信念じゃないかな。何かをやりたいとか、自分はこうあるべきだとか。
例えば感銘を受けた人や言葉など各々あると思いますが、それを自分の心の中で信念めいたものにできるか。信念ができたことで生き方って変わってくると思います。
北野:僕は真摯な姿勢かな。真摯な人は活躍していますね。
― それでは最後に学生の皆さんへメッセージをお願いいたします。
北野:就職活動はなかなか苦戦することもあると思いますが、悔いの残らないように頑張っていただき、わからないことはなんでも質問してください。
皆さんがたくさん悩んだ上で、最終ウイルテックを選んでくれたら嬉しいですし、皆さんと、これまで学ばれたことや価値観を共有しながら、一緒に会社を大きくしていけたら良いなと思っています。
是非ウイルテックで、一緒にお仕事しましょう。
宮城:私は正反対のこと言うかもしれないですが、ウイルテックに入らなくてもいいです。
色々な会社を見て、調べた方がいいですし、この最初のきっかけはすごく大事だと思っています。
皆さんが社会人になるにあたっての第一歩です。
社会人に対して嫌なイメージになると、社会に対してどうしても疎遠になってしまって悩む人も多いので、「やっぱりこの会社を選んで良かったな」と思えるように色々な会社を調べた方がいいです。
多くの会社を見た中で、ウイルテックに入社を決めようと思っていただけたらそれはそれで有難いことなので、皆さんこの大事な機会にしっかりと会社のことを調べて、悔いのないような格好で、ウイルテックの入社式で会えたらいいなと思いますね。